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【シナリオ抜粋】
「正直こうなった今でも、私の世界はどこか色あせたままです。
こんなにドキドキしているのに、まるで遠くから自分を見ているような気もする。
貴方は、こんな私でもまだ……愛せると言えますか」
レオ様は一度愛すると決めた相手を、絶対に見捨てない。
そう思う一方で、全てを打ち明ければ離れていってしまうのではないかという恐怖もあった。
答えが返ってくるまでの数秒が永遠にも感じられる。
緊張で体を硬くすると、私以上に震えた吐息が唇にかかった。
レオ「愛せる愛せないじゃない。愛しい以外の言葉が見つからない」
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